電波プロダクトニュース



180214_02
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月14日 180214_02 マキシムインテグレーテッド ユニット センサーモジュール 一般産業用

小型で低電力なセンサートランスミッタ


 米マキシムインテグレーテッドは産業オートメーションアプリケーション用の小型、低電力、および高精度の設計が可能となる超低電力、高集積4−20mAセンサートランスミッタ「MAX12900」を発表した。最適なアプリケーションとしては、産業オートメーションとプロセス制御、ループ給電4−20mA電流トランスミッタ、リモート計測、およびスマートセンサーなどがある。

 現在、システム設計者はいくつか考慮事項を念頭に置いて、性能を強化した4−20mAセンサートランスミッタを開発する必要がある。これらの考慮すべき事項は、広い温度範囲にわたる測定精度の向上と、小型筐体に収めるためのサイズの削減が含まれるとともに、センサートランスミッタシステム全体で最大4mAという厳しい電流バジェットへの適合が要求される。

 MAX12900は10ppm/度の電圧リファレンスでシステム精度を向上させ、従来のソリューションと比較して最大3.5倍の低ドリフトを実現する。また、より小型の実装面積(5×5ミリメートルのパッケージサイズ)に10個の最適化されたビルディングブロックを内蔵しているため、従来の4−20mAセンサートランスミッタの実装に比べ、20−50%という大幅なスペースを節約することが可能となる。

 さらに、高電圧LDOおよび電源シーケンス機能が内蔵されているため、4−20mAセンサートランスミッタの起動が簡略化される。低電力用に消費電流が削減されており、必要な電流はわずか250μA(最大)で、従来のソリューションと比べ最大50%の電力節約を可能にする。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |