電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月7日 180307_01 SMK ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般民生用

CNTフィルムに直接加飾が可能な抵抗膜方式タッチパネル「D2 F/G-CNT」


SMKの抵抗膜方式タッチパネル
「D2 F/G-CNT」

[引用:SMK株式会社]

 SMKは6日、CNT(カーボンナノチューブ)フィルムに直接加飾を施した抵抗膜方式タッチパネル「D2 F/G―CNT」を開発したと発表した。優れた耐久性、軽快な操作感を実現する。

 同社は既に、ITO(酸化インジウムスズ)フィルムに直接加飾を施した抵抗膜方式タッチパネル「D2 F/G」を販売しているが、今回新たに開発した製品は、ITOフィルムに代えてCNTフィルムを使用することにより、耐久性を向上させた抵抗膜方式フィルム/ガラスタッチパネル。

 抵抗膜方式タッチパネルには通常、透明電極フィルムとしてITO膜が使用されているが、IOT膜は繰り返し接触することで割れやすく、曲げにも弱いという課題がある。一方、今回採用した透明電極フィルムは柔軟性や引っ張り強度の高いCNTを使用しているため、優れた耐屈曲性や耐久性を備えている。CNTの使用により希少金属のインジウムの使用量が減るため、長期供給、環境負荷低減にも貢献する。

 同製品は、タッチパネルのCNTフィルム配線電部に直接印刷を施すため、従来の加飾シートを省くことができ、部品点数の削減、薄型、軽入力操作性を実現している。

 サイズは最大15インチまで対応。高い信頼性や軽快な操作性が求められる複写機、産業機器などの用途に幅広く提案する。制御用タッチパネルコントローラは同社標準コントローラを推奨する。

 読み取り方式は4線式抵抗膜方式。入力荷重は0.05―1N。使用温度範囲+5―60度。透過性はtyp80%。生産能力は月産5万個。


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