産業用PLC24Vデジタル入力I/F向け　小型高速通信用フォトカプラ「TLP2363」

東芝デバイス＆ストレージのフォトカプラ

　東芝デバイス＆ストレージは、産業用PLC 24Vデジタル入力インターフェイス向けの小型高速通信用フォトカプラ「TLP2363」を製品化し、出荷を開始した。

　新製品は、スレッショルド入力電流を動作温度範囲（マイナス40-105度）で最大値とともに最小値も規格化しており、入力回路に適切な電流制限用抵抗を付加することで、IEC6113-2タイプ1に従ったPLCデジタル入力部を構成することができる。

　さらに、入力信号の立ち上がり時間や立ち下がり時間が遅いスロー入力（60秒以内）の場合でも、出力は確実に「ロー」「ハイ」となるようチャタリングノイズを抑えた回路構成としている。そのため、出力部に波形整形回路が不要となり部品点数の削減が可能。

　パッケージは、5ピンSO6で高さが最大2.3ミリメートルと低背型。機器のプリント基板への薄型実装や部品配置の自由度を向上する。用途は、高速デジタルインターフェイス（PLC、計測・制御機器など）。

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