電波プロダクトニュース



200226_01
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
2月26日 200226_01 日本モレックス 接続部品 コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット 汎用コンピュータ用

1ブレードベイ当たり100Aに対応したデータ通信向けコネクタ


高電流コネクターEXTreme EnergetiC
「204900シリーズ」

 日本モレックス(神奈川県大和市)は、データ通信用途向け高電流コネクタシステム「EXTreme EnergetiC」にライトアングル型レセプタクル「204900シリーズ」を追加し、ラインアップを拡張した。

 EXTreme EnergetiCは、1ブレードベイ当たり最大100.0Aの高電流に対応する高電流コネクタシステム。同コネクタは、リニアインチ当たり185.0Aの電力を供給し、最高クラスの電流密度を実現しており、次世代コンピューティングアプリケーションに適している。

 新バージョンの204900シリーズは、はんだおよびプレスフィットに対応したライトアングル型レセプタクルで、モジュールタイプのライトアングル型プラグ「172185シリーズ」と嵌合する。単一のハイブリッドコネクタに、電源ブレード部とシグナル部がそれぞれモジュール化されているため、スペースを大幅に節約し、設計ニーズに合わせ、自由に組み合わせて使用することが可能。

 同コネクタの主な特徴は、モジュール式スプリットブレードは最大63V、ACおよびDC定格に対応し、ベイ対ベイでは最大320V、ACおよびDC定格に対応するため、電源設計用の電圧要件に適合。LCP樹脂を用いた絶縁コンタクトを搭載し、各電源用スプリットブレード端子は30度以下の温度上昇値の条件で定格50.0Aに対応する。

 モジュールの自由な組み合わせにはダブテイル(蟻継ぎ)構造を採用し、あらゆる信号および電源の組み合わせをカスタマイズ可能。1および6電源ベイブレードとエンドマウントガイダンスで利用でき、モジュラ設計により10―60回路の信号ベイを提供し、設計の柔軟性に貢献する。

 グランドピンが先に接続するFirst―Mate―Last―Break(FMLB)のシーケンス構造を採用し、電源ブレード部とシグナル部の接点は複数の嵌合レベルを提供可能。

 用途は、1U/2Uサーバーやモジュラ電源、ハイエンドコンピュータや通信機器などのデータ通信向け。


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