電波プロダクトニュース



981005_02
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
10月 5日 981005_02 松下電子 半導体素子 イメージセンサー 音響・映像用

松下電子
1/2型231万画素CCD


 松下電子工業(森和弘社長)は、高画質デジタルカメラに最適な2分の1型で231万画素のCCDを開発、サンプル販売を開始する。業界最多画素数でサンプル価格は3万円。来年3月までに月産5万個体制を確立する。

 新製品MN39570は、インターレーススキャン方式で、無効領域である分離部の幅を縮小し、受光部の間口を拡大する技術により、高集積化にともなう画素性能低下を防いで開発された。

 画素サイズは4.2マイクロメートル角の正方画素配列のため回転などの画像処理が簡単にでき、アスペクト比は35ミリフィルムと同一の3対2。

 また、出力走査線を5分の1に間引いて出力できる駆動モードをもち、毎秒30フレームのモニター表示が可能。

 パッケージサイズはリード線を含まず14×12.4×厚さ3.4ミリで、同社の3分の1CCDと同一のプラスチックパッケージ。このため省スペースで取り付けが可能。

 デジタルスチルカメラは、高画素化が急速に進んでいるが、同社では今回の新CCDの採用で、Lサイズ(A6判)プリントで、300dpiが可能となり、一眼レフスチルカメラと同等の画質が可能になるという。

 感度(F8.1/7.5秒)は標準480ミリV、飽和出力電圧標準600ミリV。全有効画素数は水平1800×垂直1200。


全新製品情報 一般電子部品:製品別リスト
電子デバイス:製品別リスト 電子デバイス:用途別リスト
ホームページへ戻る 次データへ