電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月10日 101110_01 カイオニクス ユニット センサーモジュール 一般民生用

民生向けジャイロスコープ2機種/加速度センサー3機種


 ロームが1年前に買収した米カイオニクス社(ニューヨーク・イサカ市、グレッグ・ガルビン社長兼CEO)は、民生向けジャイロスコープ2機種と加速度センサー3機種を開発し、サンプル出荷を始めた。

  加速度センサーの世界3大メーカーの1社で、今回新たに民生向けに2軸「KGY12」と3軸「同13」のジャイロスコープと3軸加速度センサー「KXTH9」「KXTG9」「KXTI9」をラインアップ。モーションセンシングデバイスを拡充した。

  2軸ジャイロスコープのKGY12と3軸加速度センサー3機種は、サンプル出荷を開始した。3軸ジャイロスコープのKGY13は、12月にサンプル出荷する。

  KGY12と同13は、5×5×0.9ミリの24ピンLGA(ランド・グリッド・アレイ)パッケージで供給する。低消費電力、16ビットデジタル出力(12C/SPI)、検出範囲プラスマイナス2048deg/sec。顧客で調整可能な帯域幅および温度センサーを搭載している。

  アナログ出力タイプを供給できるほか、検出範囲プラスマイナス128deg/sec、プラスマイナス256deg/sec、プラスマイナス512deg/sec、プラスマイナス1024deg/sec、プラスマイナス2048deg/secから選択できる。

  KXTH9はアナログ(MUX)。4チャンネルのマルチプレクサを内蔵し、出力を一つにすることでMCUのシステム要求を単一のADCと二つのデジタルI/O(MUXコントロール)に削減、高いデータサンプリングレートを実現した。

  KXTG9はデジタル(12C/SPI)。高速デジタルインターフェイス対応によりA/Dコンバータが不要になり、直接マイコンからアクセスできる。

  KXTI9はデジタル(12C)。加速度信号のための不揮発メモリーを内蔵している。


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